「英語教育」2017年3月号掲載 英語教育改革の波を乗り越えるために ―現場教員が考える弊害と解決策― 元大阪府立旭高等学校教諭 坂本優美子 主に関東の私立大学で導入され始めている4技能入試が英語教育の変革を引き起こそうとしている。しかしながらこの改革…

アメリカの大学院で4セメスター学んで驚くこと(その7)

テキサス州立大学院で支援教育(Special Education)と識字教育(Reading Education)を学んで驚くことシリーズのこんどこそ最後になります!この前のもので最後だと思っていたら、もう一つ大きいのがありました!最後で6つ目になるのは、「州統一テストの…

アメリカの大学院で4セメスター学んで驚くこと(その6)

テキサス州立大学院で支援教育(Special Education)と識字教育(Reading Education)を学んで驚くことシリーズの最後になります!最後で5つ目になるのは、「アメリカの教員の離職率の高さ」です。ハフィントンポストの記事によると新しく教員になった内の5…

アメリカの大学院で4セメスター学んで驚くこと(その5)

テキサス州立大学院で支援教育(Special Education)と識字教育(Reading Education)を学んで驚くことの4つ目は「suspension (停学)の数がやたら多い」ということです。この数は驚異であると同時に、「そりゃ、そうなるはずだよな」と納得してしまえること…

アメリカの大学院で4セメスター終えて思う事(その4)

テキサス州立大学院で支援教育(Special Education)と識字教育(Reading Education)を学んで驚くことの3つ目は生徒指導や生徒理解に関することですー「生徒の問題行動に対してEvidence-based(科学的根拠がある)である方法論が確立されてそれが実際に使わ…

アメリカ大学院で4セメスター終えてーその3

テキサス州立大学で支援教育(Special Education)と識字教育(Reading Education)を学んで驚くことの二つ目は「数ある教授法がResearch-based、 Evience-based (科学的根拠)のあるものを使うことが法律で定められていること」です。特に支援教育に関しては科…

アメリカ大学院で4セメスター終えて-その2

4セメスター勉強してきて驚かされることをあげて行きたいと思います。 1つ目: 支援教育の層の厚さとinclusionという考え方。前にも書いたようにspecial education (支援教育)には13のカテゴリーがありますーlearning disabilities(学習障害), speech or lang…

アメリカ大学院で4セメスターを終えて

自己紹介: 現在アメリカのテキサス州立大学の大学院で勉強中です。じつはそれまで大阪の高校で英語教員をしていたのですが、家庭の事情でこちらに来ることになり、こちらでも教育に何とか携わりたいとの思いから去年の秋学期から始めました。今学んでいる事…