アメリカ大学院で4セメスターを終えて

自己紹介:

現在アメリカのテキサス州立大学の大学院で勉強中です。じつはそれまで大阪の高校で英語教員をしていたのですが、家庭の事情でこちらに来ることになり、こちらでも教育に何とか携わりたいとの思いから去年の秋学期から始めました。今学んでいる事が日本の英語教育や支援教育のヒントになる事はないものか…という思いがずっと私の中にあり、取り敢えず自分の学びや日本での振り返りをブログにあげてみようとの思いで書いています。

   大学院での専攻はspecial education (支援教育)、副専攻がreading education(識字教育?)です。日本では支援教育に携わる事はほとんどなかったので、日本の支援教育と今学んでいるアメリカの支援教育の違いを正確には語る事は出来ない私ですが、それでもアメリカには13種類の支援教育のカテゴリーがあると言う事実からだけでも、日本の支援教育がアメリカのものと比べると遅れていると言わざるを得ないことがわかります。支援教育の中でも3つの専攻(学習障害, 情緒障害、自閉障)がありますが、私は学習障害を専門としています。

    副専攻reading education は簡単に言えば障害あるなし関係なく、英語の読み書きの授業だけでなく、他教科で課せられる英語の読み書きをどう効果的に行うかとの学問です。

   つい先週4セメスター目を終了しました。あと卒業まであと卒業まで3セメスターです。学期を終える度日本との教育観の違いに深く考えさせられるのですが、今回初めてブログに載せて見ました。これまではフェイスブックに投稿していたのですが、FBでは語り切れない事が多くあります。2に続く